SHOWROOM社長 前田裕二さんの自叙伝『人生の勝算』

読書レビュー

人は、
なぜ、新しいことにチャレンジできないのか?

なぜ、いつも途中でやめてしまうのか?

なぜ、モチベーションを保てないのか?


それは勝算がないからです。

 

前田裕二さんの『人生の勝算』を読んで思ったことを書きました。

著者はどんな人?

前田裕二さん

SHOWROOM株式会社代表取締役社長

早稲田大学政治経済学部卒業。

スッキリに出たり、テレビでも引っ張りだこですよね。

本の内容は?

前田裕二さんの生い立ち、なぜSHOWROOMを起業したのか、などが書かれています。

テレビでもよく取り上げられていますが、本当にすごい人です。自分の何万倍も努力している人です。若い起業家の1人でもあるので、一読の価値あると思います。

どんな人が読むの?

・前田裕二さんに興味がある人

・目標がある人

・『メモの魔力』を読んだ人

本を読んでの感想

僕はこの本を読んで「勝算」という言葉の意味を深く知りこの言葉が好きになりました。
そこで、僕が感じた「勝算を立てるうえで大切な考え方」を書きたいと思います。

成功へのプロセス

目標を立てる

自分に合った難易度で達成可能でかつ具体的に。人生の指針を持つ。

勝算を立てる(達成するための最適な方法を見極める)

モチベーションを上げることにまず時間をかける。

行動する

自分が立てた勝算を信じることでモチベーションが低下しないし不安になることがない

成功or失敗

勝算(仮説)と照らし合わせる。失敗ならもう一度、勝算を立てる

というプロセスを辿ります。

そしてこれはすべての問題を解決するための手順だと僕は思います。

ここからは、

自分の感じた「勝算」を立てる上での考え方の話です。(ものすごい長文になってしまいました)

自分に合った適切な目標を持つ

人がチャレンジできないのは適切な目標がないからです。

適切な目的とは、簡単でもなく難しすぎないギリギリ達成可能な目標のこと。そのために大切なのは自分の力量を正確に把握することだと思います。

そして「適切な目標」と同時に「目的」を持つことが大切です。

目標を達成して自分はどうなりたいのか、何を得ることができるのかを明確に理解していないと目標を立てる段階で間違えてしまいます。

有名な例えですが、勇者が魔王を倒すのは目標であって目的ではありません。勇者の目的は世界平和やお姫様の救出なのです。

著者は本書の中で「人生のコンパス」を持つこと、自己分析をして自分の幸せとは何かを理解することが大切だと書いていました。

(自己分析について思うことを書くと長くなるのでまたいつか書きますね。)

モチベーションは全てに勝る

人が途中で挑戦を辞めてしまうのはモチベーションがないからです。

まだ20年しか生きていない僕ですがモチベーションさえあれば大体のことはできると自信をもって言えます。

例えば、モチベーションがないままやった1年間の勉強なら、モチベーションがあれば半年で追いつくとします。というか追いつけます。そして、それは逆に言えば半年間はモチベーションを高める時間に当ててもいいということになります。

焦って手をつけてしまうと何からやっていいかわからないためうまく物事が進みません。そして進まないことで自信がなくなりモチベーションが下がりの負の連鎖に入っていしまいます。
そのためには十分に時間をかけてモチベーションを高めることが大切です。モチベーションが全てです。

モチベーションが保てないのは達成して得られるものが見えていないからです。

あなたがもし「庭に100万円埋まってるよ」と言われたらどうしますか?休憩なしでスコップで掘り続けますよね。これをやれば絶対に成功するという物があれば誰もが頑張るんです。 

もちろんこの世に“絶対”は存在しません。でも、限りなく“絶対”に近ずけてそれを信じ込むんです。これをやったら絶対に成功すると、自分に暗示をかけるための根拠を集めまくるんです。するとそこには、モチベーションが生まれます。

僕はモチベーションの持つ力を知っているので、何かに躓いた時は、焦らずモチベーションが上がるのを待つか、上げる方法を探すようにしています。

効率が良くなる

これは「物理的な効率」「精神的な効率」の2つがあります。

  • 1.物理的な効率

勝算を立てることが習慣化すると手数が増えるんです。そして、その中から最適解を選択するスピードが上がり、効率化につながります。
ちなみに、勝算を立てることを意識しないと、成功や失敗の原因がわからないので毎回0からのスタートになってしまいます。

仮説を立て結果を確認するという作業をこなすことによって勝算を立てるスピードと勝算の質が上がるのです。(理系の得意分野ですね。だから起業家には理系が多いのかも。)

  • 2.精神的な効率

これは、モチベーションを保つということと同じです。勝算(こうすればうまくいく)があると行動の過程で悩む必要がないので精神的に楽になります。

沢山の分かれ道を勝算を立てる段階で潰して一本道にするんです。そうするとただひたすら一本道ですからハンドルを切ることなくトップスピードで、後ろを振り返ることなく走ることができます。

達成感がある

「たまたまできた」より「考えた上でできた」の方が圧倒的に達成感があります。  

僕もゲームでなんとなくのパーティーを組んで勝った時より攻略を見てモンスターを育成し頑張って組んだパーティーで勝ったほうが断然達成感がありました。

(最後にバカみたいな例え笑)

まとめ

勝算を立てるとは完全にトップダウン思考のこと。しかしSNSが発達した今の時代、共感を呼びやすいボトムアップ型の方が良いのは間違いないです。

「受験に向けて教室の隅で勉強してる人」と「みんなの前で大声で笑いを取る人」どっちが人気者かはわかりますよね。そういうことです。

SNSで過程が見える今、結果だけにこだわったトップダウン思考は過程で応援してくれる人が少ないんです。

(完全なトップダウン思考の僕からするとあまりそう思いたくないのですが、、事実です)

僕は典型的な「やれば出来るのに、、、」というタイプで、行動に移す前に色々考えてしまい、とりあえずやってみようという行動力がある方ではありません。でもそれはポジティブにとらえると慎重だと言うこともできます。(自分に甘い笑)

今思うと、知らず知らずの内にこうすれば上手くいくとか、いわゆる「勝算」を立てるのが好きな性格だったんだと思います。

(今の僕の課題は、行動力ですね)

理系は仮説を立てなければいけないので、基本的にボトムアップよりトップダウン思考の人の方が多いように感じます。

この本は、ハウトゥー本でもなければ、勝算という言葉もあまり出て来ません。「僕は、こういう考えで生きてきた」という著者の話から僕が勝手に「勝算」という言葉の意味を感じて、ここまで長い文章になってしまっただけです。もちろん、他の人が読んだらまた違った読み方ができると思います。是非、読んでみてください。

一回読んだことがある人は、僕の書いた文章を踏まえてもう一回読んでみても面白いのかもしれませんね。

最近、単行本タイプも出ましたね。

コメント